『トラブルシュート』関連記事一覧 【全26件】

セーフモード起動をデスクトップから指定するには

「セーフモード」の起動方法はФH7K1005Фで説明しましたが、通常の起動方法は、キー入力のタイミングが難しく、うまく起動できない場合があります。
Windows 7のデスクトップ上で、次回の起動モードを指定した上で、セーフモードを起動したい場合には、以下の設定に従います。
なお、以下の設定を適用すると常にセーフモードで起動します(通常モードで起動しなく)。
セーフモードの起動解除を行うには、下記と同様の手順で「セーフブート」のチェックを外すようにします。

○設定方法

セーフモード起動をデスクトップから指定するには
☆「ファイル名を指定して実行」で「MSCONFIG」と入力して「Enter」キーを押します「システム構成」が起動します。

Windowsのドラッグアンドドロップ操作で明示的にファイルの「移動」を行う

Windows 7に限らず、Windows XPを含めたWindows OS全般ではファイルをドラッグアンドドロップ操作する際、同じドライブに対して行うと「移動」になり、違うドライブに対して行うと「コピー」になります。
このドラッグアンドドロップによる「移動」操作を明確に指示したい場合には、以下のように操作します。

○ドラッグアンドドロップ操作で確実に「移動」を行う

同じドラッグアンドドロップ操作でも、ファイルが「コピー」になったり「移動」になったりする場合には
☆移動したいファイルを選択して、移動先のフォルダーにドラッグします。

Windowsで拡張子に対してアプリケーションを割り当てるには

Windows のフォルダーオプションには、従来のWindowsにあった「ファイルの種類」タブがありません。従来の「ファイルの種類」タブ内には、登録されている拡張子とその拡張子に対応するアプリケーションが表示され、また変更することができました。
Windows 7で、「ファイルの種類」タブにあたる設定は、「既定のプログラム」になります。

◎Windows XPの「ファイルの種類」タブ

フォルダーオプションに「ファイルの種類」タブがなくて困った
☆往来のWindowsには、「ファイルの種類」というタブが存在して、ここで登録されている拡張子が確認、設定できました。

Windows でデスクトップをしばらく放置してから再び操作を開始すると、操作が引っかかるような感覚になる(ハードディスクの省電力機能)

デスクトップ操作をしばらく行わずにパソコンを放置した後、再びデスクトップ操作を行おうとすると、しばらくレスポンスが悪くなる場合があります。
これは、Windows 7の省電力機能が自動的に働き、ハードディスクを省電力している状態から復帰させる際のタイムラグです。
放置した後もスムーズにデスクトップ操作を行いたい場合には、ハードディスクの省電力機能を停止するようにします。

○設定手順

デスクトップをしばらく放置してから再び操作を開始すると、操作が引っかかるような感覚になる
☆コントロールパネル(クラシック表示)から「電源オプション」を選択します。現在選択している「お気に入りプラン」から「プラン設定の変更」をクリックします。

Windows が起動しない/起動が不安定な場合には(スタートアップ修復)

Windows が起動できなくなってしまった場合、複数の理由が考えられますが、トラブルのひとつとして考えられるのが、起動に必要な情報が壊れている状態です。
このような起動トラブルを修復するひとつの方法に「スタートアップ修復」というアプローチがあります。

◎注意

「スタートアップ修復」は起動に関するいくつかの設定をリセットします。ブート系のツールなどを導入している場合には安易に実行しないことをオススメします。

○設定手順

Windows 7が起動できなくなった場合には
☆パソコンの光学ドライブに「Windows セットアップDVD」を挿入して、起動します。「Press any key to boot from CD or DVD」と表示されている間に任意のキーを入力します(なお、Windows 7では、「詳細ブートオプション」から起動することも可能です)。

Windowsをセーフモードで起動してトラブルシューティングするには

Windows 7でアプリケーションやデバイスドライバをインストールした後に不安定になった場合には、「セーフモード」で起動して、異常が発生したプログラムをアンインストールすることにより、正常動作が復元されることがあります。
また、一部のアプリケーションでは、セーフモードからのカスタマイズ設定をサポート情報としてあげているものもありますので、セーフモードの起動方法は覚えておくとよいでしょう。

○起動方法

Windows 7をセーフモードで起動してトラブルシューティングするには
☆パソコンを起動して、Windows 7を起動する手前で「F8」キーを入力して「詳細ブートオプション」を表示します。カーソルキーで任意のセーフモードを選択して「Enter」キーを入力します。

Windows でファイルの拡張子を表示するには

Windows の標準設定ではファイルの「拡張子」が表示されない設定になっていますが、セキュリティを考えても拡張子は表示することが推奨されます。
拡張子を表示するには、以下の設定を適用します。

○設定方法

Windows 7で拡張子を表示するには
☆コントロールパネル(クラシック表示)から「フォルダーオプション」を選択します。

デスクトップに「コンピューター」「ネットワーク」「コントロールパネル」などのアイコンを表示するには

Windows では、標準では表示されていない「コンピューター」「ネットワーク」「ユーザーのファイル」などのアイコンですが、以下の設定で表示することも可能です。

○設定手順

デスクトップからごみ箱が消えてしまった場合の対処方法/デスクトップに特殊アイコンを表示するには
☆コントロールパネル(クラシック表示)から「個人設定」を選択します。「個人設定」から「デスクトップアイコンの変更」をクリックします。

Windows で音が出ない場合には(トラブル解決)

Windowsで音が出ない場合、さまざまな理由が考えられます。
ハードウェアの設定、外部スピーカーの設定、Windowsの設定などです。
以下では、各確認事項と設定方法を述べます。

○Windowsの再生デバイスを調整する

音声再生において音が出力されない場合には
☆複数の接続方式のあるサウンドデバイスを利用している場合には(アナログ/SPDIFなど)、通知領域にある「サウンド」アイコンを右クリックして、メニューから「再生デバイス」を選択します。音声再生デバイス(スピーカーやヘッドフォン、アンプなど)を接続しているデバイスを選択して、「既定値に設定」ボタンをクリックします。

パソコンの物理メモリの正常性を確認して、Windows を安全に運用するには

アプリケーション動作やWindowsの動作が不安定になる、ファイルコピーがうまくいかない、データが化けるなどの症状が現れた場合、要因のひとつに「物理メモリの不良」が考えられます。
物理メモリは負荷をかけたときだけ問題が発生する、ある一部のアドレスだけ問題があるなどわかりにくいものなのですが、Windowsの「Windowsメモリ診断ツール」を利用することで異常がないかを確認することができます。

○パソコン起動時に「メモリ診断ツール」を実行する

パソコンの物理メモリの正常性を確認して、Windowsを安全に運用するには
☆パソコンを起動して、Windowsを起動する手前で「F5」キーを入力して「Windowsブートマネージャ」を表示します。「Tab」キーを入力して、「Windowsメモリ診断ツール」を選択して、「Enter」キーを入力します。

Windows 7のドラッグアンドドロップ操作で明示的にファイルの「コピー」を行う

Windows 7に限らず、Windows XPを含めたWindows OS全般ではファイルをドラッグアンドドロップ操作する際、同じドライブに対して行うと「移動」になり、違うドライブに対して行うと「コピー」になります。
このドラッグアンドドロップによる「コピー」操作を明確に指示したい場合には、以下のように操作します。

○ドラッグアンドドロップ操作で確実に「コピー」を行う

同じドラッグアンドドロップ操作でも、ファイルが「コピー」になったり「移動」になったりする場合には
☆コピーしたいファイルを選択して、コピー先のフォルダーにドラッグします。

Windowsが起動できない(起動しない)状態でハードディスク内のファイルを外部メディアにコピーするには(セットアップDVDからの起動)

Windowsが起動不能になった場合、あるいはWindowsそのものが不安定でファイルコピーが続行できない場合、データをバックアップしてから、ハードディスクの換装やWindows 7の再インストールを行う必要がありますが、Windowsを起動しないでハードディスク内のファイルをコピーしたい場合には、「WindowsセットアップDVD」から起動するようにします。
なお、コマンドプロンプトでのファイルコピーには、コマンド操作を熟知している必要があります。

○操作手順

Windows 7が起動できない状態でハードディスク内のファイルを外部メディアにコピーするには
☆USBストレージ(USBメモリーなど)を用意して、パソコンに接続します。

Windows でZIPファイルにパスワードを付加することができなくて困った

Windows XPでは、ファイルをZIP形式で圧縮できるほか、ZIP形式のファイルにパスワードを付加することができます。
一方、Windows 7移行では、ファイルをZIP形式で圧縮することはできるものの、ZIP形式のファイルにパスワードを付加することができなくなりました。
このZIP形式のファイルにパスワードを付加できないことは、Windows 7の仕様です。

○Windows XPで可能なZIPファイルへのパスワード付加

ZIP形式のファイルにパスワードを付加することができなくて困った
☆Windows XPでは、ZIPファイルにパスワードを付加することができます。

Windows 7でデスクトップ画面が正常に表示されない場合には

表示設定変更直後などで、デスクトップ正常に画面が表示されない、あるいは画面がズレる場合には、「画面リフレッシュレート」の設定が適切ではない場合が考えられます。
アプローチ方法としては二つあり、まずディスプレイ側の調整機能で設定します。またそれでも直らない場合には、リフレッシュレート設定を変更します。

○ディスプレイの設定

デスクトップ画面が正常に表示されない場合には
☆ディスプレイの「AUTO」ボタン(画面調整ボタン)を押して、デスクトップ表示が正常になるか確認します。

Windows 7でネットワークがつながらない場合にトラブルシューティングするには

Windows 7には、ネットワークを診断する機能が実装されています。
たとえば、インターネットやネットワークにつながらないなどのトラブルが発生した場合には、この診断機能を利用することによって、原因や対処方法を表示することができます。

○ネットワーク診断の実行手順バリエーション

ネットワークがつながらない場合に対策や原因を調べるには
☆Internet ExplorerでWebページを表示できない場合には、「接続の問題を診断」をクリックします。


ネットワークがつながらない場合に対策や原因を調べるには
☆通知領域のネットワークアイコンが!になっている場合には、右クリックしてメニューから「問題のトラブルシューティング」を選択します。

Windows 7でファイルの縮小表示が正しく表示されない場合には

Windows 7ではファイルを開かなくても中身がわかるように、画像ファイルなどは縮小版が表示されます。
しかし、この縮小表示がエクスプローラーで表示されない場合には、以下の手順に従って、設定、対処を行います。

◎縮小表示が実行されていない状態

ファイルの縮小表示が正しく表示されない場合には
☆エクスプローラーで縮小表示がなく、アイコン表示になっています。

Windows 7でフォルダーオプションに「ファイルの種類」タブがなくて困った

Windows 7の「フォルダーオプション」には、従来のWindowsにあった「ファイルの種類」タブがありません。従来の「ファイルの種類」タブ内には、登録されている拡張子とその拡張子に対応するアプリケーションが表示され、また変更することができました。
Windows 7で、「ファイルの種類」タブにあたる設定は、「既定のプログラム」になります。

◎Windows XPの「ファイルの種類」タブ

フォルダーオプションに「ファイルの種類」タブがなくて困った
☆往来のWindowsには、「ファイルの種類」というタブが存在して、ここで登録されている拡張子が確認、設定できました。

Windows 7で過去のOSとの互換性を確保するためにIMEの変換候補を制限するには(Windows7で追加された文字を変換候補に表示しない)

Windows7では、従来のWindows(XP/2000など)と比較して表示できる文字が追加されています。
この追加された文字は「環境依存文字」になりますが、これを利用したデータは環境によってはバケてしまうという問題が発生することがあります(Webフォーム入力など)。
このような問題を回避するには、このような追加された文字を変換候補に出さないように設定変更します。

○問題の確認(環境依存文字を使った場合の文字化け)

互換性を確保するためにIMEの変換候補に表示する文字を制限するには
☆問い合わせのWebフォームに、「環境依存文字」を入力して送信します。

Windows 7で共有設定前に知っておきたい、Windows 7とWindows XPの共有機能の違い

Windows XPは一般向けに「Home Edition」と「Professional」の二種類がありましたが、双方とも共有フォルダー設定は簡単に実行することができました。
一方Windows 7の場合、セキュリティ機能が高まった関係でネットワークが高機能になり、共有フォルダーにおいては「ユーザーアカウント指定」が必須になり、設定が少々複雑になった変わりに、高度な管理が可能になりました。
ネットワーク環境においては、この共有設定の違いを理解しておく必要があります。

Windows 7で過去のOS文字と互換性を確保するためにIMEの変換候補に表示される文字を制限するには

Windows 7では、従来のWindowsと比較して表示できる文字が追加されています。
この追加された文字は「環境依存文字」になりますが、これを利用したデータはWindows 7以外でバケてしまうという問題が発生することがあります(Webフォーム入力など)。
このような問題を回避するには、Windows 7でこのような追加された文字を変換候補に出さないように設定変更します。

○設定手順

互換性を確保するためにIMEの変換候補に表示する文字を制限するには(Microsoft Office IMEの場合)
☆言語バーを右クリックして、メニューから「設定」を選択します。

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