まず、最初に語っておかなければならないのは、Windows Vistaでは上位エディション(Windows Vista Ultimate/Windows Vista Business)にしか、バックアップ機能がついていなかったが、
Windows 7では全エディションに「システムのバックアップ機能(システムイメージの作成)」が搭載されている という事実である。
しかし、機能としては同様の機能を提供する
「Acronis True Image」 は、筆者にとって必須のソフトである。
なお、言うまでもないが、このAcronis True Image 2009 Homeは64ビットWindowsにも対応している。 <動作環境はコチラ>
※Acronis True Image 2009 Homeのシステムイメージの作成
必須である理由はさまざまあるのだが、最大のポイントはWindows 7の「システムイメージの作成」は、あくまでもWindows 7のデスクトップ上でしかシステムのバックアップが実行できないのに対して、「Acronis True Image」は光学メディアからシステムのバックアップが可能であることだ (ただし注意点あり、その2参照) 。
また、Acronis True Image 2009 Homeでは、USBメディアへのブータブルディスクの作成にも対応したため、光学ドライブレスのマシンに対しても、気軽にシステムをバックアップ/リカバリできるのがよい。
※Acronis True Image 2009 HomeのUSBブートメディア作成
柔軟性、バックアップファイルのハンドリング、圧縮率等々、どれをとっても、「重要なシステムのバックアップ」だからこそ、用意しておくべき一本といえる。
◎Acronis True Image<通常版>
◎Acronis True Image<アップグレード版>
(旧バージョンや他社バックアップソフトユーザーを対象)