『XPモード』関連記事一覧 【全16件】

XP Mode(XPモード)が利用できないWindows 7 Home Premiumで「XP Mode」相当の環境を実現

Windows 7 Home PremiumでXP Mode相当を実現
☆Windows 7 Home PremiumでXP Mode相当を実現。Windows XP Professionalのライセンスがあれば、ホストドライブの共有や仮想アプリケーションの公開など、XP Modeに搭載される機能をすべて実現できる。

 「XP Mode」が利用できるのは、Windows 7のエディションがUltimate/Enterprise/Professionalのどれかである必要があります。

 つまり、コンシューマーOSとして一般的な「Windows 7 Home Premium」では、XP Modeを利用できません(導入しようとしてもインストールが拒否されます)。

XP Mode(XPモード)の「復元ディスク」を活用して、いつでも元の状態のWindowsを復元

「復元ディスク」で現在の環境を保持したまま運用
☆「復元ディスク」では、オリジナル環境を保存したまま仮想マシンを運用して環境を更新し、トラブルが起こった場合やクリーンな環境が必要な場合に「オリジナル」の時点に戻ることができる。

 Windows OSを運用し続けていくと「あのときの状態に戻りたい」ということがあります。

 たとえば、アプリケーションの追加や各種更新プログラムなどを施した後、やはりクリーンな状態のWindowsに戻りたいという場合です。

XP Mode(XPモード)の「仮想アプリケーション」でアプリケーションをWindows 7デスクトップに展開する

 XP Modeに導入したアプリケーションは「Windows 7のデスクトップ」に独立して展開させることが可能です。
  この機能を「仮想アプリケーション」といいます。
 仮想アプリケーション機能を利用すれば、Windows 7では本来起動できない(対応していない)旧型のアプリケーションをWindows 7上で扱うことができます。

XP Mode(XPモード)を無限増殖&環境を使い分けた運用ができるできる「差分ディスク」

「差分ディスク」で複数のXP Modeを運用
☆「差分ディスク」で作成した「子」は独立した管理になるため、同時に起動することもできる。画面は各独立したXP Modeを3つ起動したもの。

 Windows Virtual PCで作成した仮想マシンは「差分ディスク」に対応します。

 「差分ディスク」を利用すれば、ある環境(たとえばWindows XPにアプリケーションをインストールしていない状態)を「親」として、複数の「子」を作り出すことができます。

作成した「子」は独立したXP Mode(仮想マシン)環境になるため、各「子」に任意のアプリケーションや更新プログラムを適用して個別に運用できるほか、空きメモリさえあれば同時に起動して運用することも可能です。

 「差分ディスク」によるXP Modeの増殖テクニックについては、
『ひと目でわかるWindows 7“XP Mode”&仮想マシン活用テクニック』内
第9章「XP Modeを復元/複数運用する仮想ハードディスク」
を参照してください。

「差分ディスク」で複数のXP Modeを運用
☆仮想マシンは「差分ディスク」を利用することにより、複数の仮想マシンに増殖できる。ちなみに、各「子」は独立した管理になるため、「子」であることによる運用上の制限はない。


「ひと目でわかる“XP Mode”& 仮想マシン活用テクニック」
 ※書籍内容 - 特別先行公開 - 記事一覧(全12記事)

XP Mode(XPモード)はWindows 7上で動く「Windows XP Professional SP3」

Windows 7上で動く「Windows XP Professional SP3」
☆XP Modeは仮想マシンにインストールされた「Windows XP Professional」。つまり、XP Modeを利用できるということは、Windows XPとWindows 7の両方を同時に使えることを意味する。

 「XP Mode」の構造を簡単に述べれば、「Windows Virtual PC」というバーチャルマシンソフトで作成した仮想マシンに「Windows XP Professional SP3」をインストールしたものです(正確には「統合コンポーネント」や「RemoteApp」が追加されています)。

XP Mode(XPモード)を活用して「64ビットWindows 7」で32ビットとのアプリケーション/USBデバイスの互換性を確保

64ビットWindows 7で32ビットと互換性を確保
☆64ビットWindows 7(x64)で動作するXP Modeは「32ビットWindows(x86) XP Professional」であり、32ビットアプリケーションやUSBデバイスの互換に活用することができる。

XP Mode(XPモード)を活用してWindows XPとWindows 7の「フォント互換問題(JIS90とJIS2004の違い)」を解決

Windows XPとWindows 7の「フォント互換問題」を解決
☆XP Modeを利用することにより、「JIS90」と「JIS2004」を使い分けることができる。

 Windows XPまでが搭載する文字セットは「JIS90」、Windows 7が搭載する文字セットは「JIS2004」です。

 これにより、「同じ文字でも形が違う文字が存在する」という問題が発生します。

 これは結果的にWindows XPとWindows 7のデスクトップ上での漢字表示が異なるだけではなく、印字結果も異なるという事態にもなります。

しかし、XP Modeを活用すれば、Windows 7では「JIS2004」、XP Modeでは「JIS90」という形での文字セットの使い分けが可能になり、フォントの互換問題を解決することができるのです。

 Windows 7とWindows XPのフォントの違いや、XP Modeによるフォント互換問題の解決については、
『ひと目でわかるWindows 7“XP Mode”&仮想マシン活用テクニック』内
第7章「Windows 7ホスト環境とXP Mode環境の使い分け」
を参照してください。

Windows XPとWindows 7の「フォント互換問題」を解決
Windows XPとWindows 7の「フォント互換問題」を解決
☆Windows XPとWindows 7では、同じMSゴシックであっても「漢字の形」が異なる。画面は「同じデータ」をWindows XP(左)とWindows 7(右)で開いた画面。


「ひと目でわかる“XP Mode”& 仮想マシン活用テクニック」
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XP Mode(XPモード)/仮想マシンをLAN(ローカルエリアネットワーク)に参加させるカスタマイズ

仮想マシン(XP Mode)をLANに参加させる
☆XP Modeをローカルエリアネットワークに参加させれば、ネットワーク経由で「共有フォルダー」や「物理プリンター」にアクセスできる。

 XP Modeでは、あらかじめネットワークが共有設定になっているため、インターネットアクセスなどが可能ですが、標準設定では「ローカルエリアネットワーク」には参加できないため、物理マシンの共有フォルダーやネットワーク上の物理プリンターにはアクセスできません。

 しかし、カスタマイズを行えばローカルエリアネットワークに参加することが可能です。

 ローカルエリアネットワークに参加すれば、ネットワーク上の各物理マシンと並列な関係になるため、ネットワーク経由で物理マシンや物理プリンターにアクセスすることも可能になります。

 仮想マシン(XP Mode)をローカルエリアネットワークに参加させる方法や、参加した場合の注意点などについては、
『ひと目でわかるWindows 7“XP Mode”&仮想マシン活用テクニック』内
第8章「XP Modeのネットワークとセキュリティ」
を参照してください。


「ひと目でわかる“XP Mode”& 仮想マシン活用テクニック」
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XP Mode(XPモード)のインフラ「Windows Virtual PC」を利用して「Windows 7ゲスト」や「Vistaゲスト」、仮想アプリケーションを公開できる「Vista Mode」を運用

Windows 7/Vistaゲストや「Vista Mode」を運用
☆仮想マシンは「1つの独立したパソコン」でもあり、Windows VistaやWindows 7などのWindows OSを導入して運用することもできる。また、Windows VistaはXP Modeと同様の「Vista Mode」にして、仮想アプリケーションを公開することもできる。

 XP Modeのインフラである「Windows Virtual PC」は、単体のバーチャルマシンソフトと同様の機能を持ちます。

たとえば、任意に新しい仮想マシンを作成することができ、仮想マシンに「Windows7」や「Windows Vista」を導入することが可能です。

 これにより、Windows Vistaとの互換性を確保できることはもちろん、現在のWindows 7とは別のWindows 7を管理できるため、アプリケーションの使い分けや、テストや動作検証、サポートなどさまざまな場面で活用することができます(仮想マシンにインストールするOSにもライセンスは必要です)。

 新しい仮想マシンの作成や、仮想マシンへのWindows 7/Windows Vistaのインストールについては、
『ひと目でわかるWindows 7“XP Mode”&仮想マシン活用テクニック』内
第10章『「Windows 7ゲスト」「Windows Vista Mode」の作成』
を参照してください。


「ひと目でわかる“XP Mode”& 仮想マシン活用テクニック」
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ひと目でわかるWindows 7 “XP Mode”(XPモード)& 仮想マシン活用テクニック [日経BP出版]

ひと目でわかるWindows7 ”XP Mode”
「ひと目でわかる“XP Mode” & 仮想マシン活用テクニック 」 第1章の内容を Webで特別先行公開してます。

 ”ひと目でわかるWindows 7 “XP Mode”(XPモード)& 仮想マシンテクニック”

■第1章 本書の語るXP Mode/仮想マシンの新しい活用

◆XP ModeとWindows Virtual PCの魅力と活用

 ●XP ModeはWindows 7上で動く「Windows XP Professional SP3」
 ●XP Mode/Windows Virtual PCでUSBデバイスを活用
 ●XP Modeの「仮想アプリケーション」でアプリケーションをWindows 7デスクトップに展開
 ●「Windows Virtual PC」を利用して「Windows 7ゲスト」「Vistaゲスト」や「Vista Mode」を運用
 ●XP Modeを無限増殖&環境を使い分けた運用ができるできる「差分ディスク」
 ●XP Modeの「復元ディスク」でいつでも元の状態のWindowsを復元


◆Windows Virtual PC/XP Modeを利用した応用環境

 ●XP Modeが利用できないWindows 7 Home Premiumで「XP Mode」相当を実現
 ●XP Modeを活用して「64ビットWindows 7」で32ビットとの互換性を確保
 ●XP Modeを活用してWindows XPとWindows 7の「フォント互換問題(JIS90とJIS2004の違い)」を解決
 ●XP Mode/仮想マシンをローカルエリアネットワークに参加させるカスタマイズ


◆本書を読み進める際の注意点

 ●特記がない限り「統合機能」は有効
 ●ショートカットキー
 ●コントロールパネルとファイルの拡張子(Windows 7)
 ●本書の「長音表記」について
ひと目でわかるWindows7 ”XP Mode”

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XP Mode(XPモード)/Windows Virtual PCでUSBデバイスを活用

USBデバイスを利用できるXP Mode(Windows Virtual PC)
☆XP Mode(仮想マシン)では、USBデバイスが利用できる。たとえば、Windows XP用デバイスドライバーが供給されていないスキャナーはWindows 7では利用できないが、XP Modeであれば利用することができる。

 「仮想マシン」はバーチャルマシンソフトで作り出した仮想のパソコンなので、仮想シンのハードウェアも「仮想ハードウェア」であり、物理ハードウェア(たとえばPCI/PCI-Eデバイス)にアクセスすることはできません。

XP Mode(XPモード)にとって64ビットWindows 7(x64)は最適なインフラ(2)

64ビットWindows 7(x64)は最適なXP Modeインフラ(2)
☆メモリを多く利用できることは、仮想マシン環境では大きなアドバンテージとなる。画面は仮想マシンを4つデスクトップに展開したもの。

 一方、64ビットWindows 7(x64)であれば、このような制限はありません。64ビットWindows 7(x64)Home Premiumでも16GBまで、その他のエディションは192GBまで物理メモリをサポートするため、現状物理メモリを使い切れないという現象は起こらないのです。

 また、このようなメモリに制限がない特性は、メモリを多く利用する仮想マシン環境ではアドバンテージになり、複数の仮想マシンを管理/起動できることを意味します。

64ビットWindows 7(x64)は最適なXP Modeインフラ(2)
☆64ビットWindows 7(x64)では、メモリの「目減り」が起こらない。エディションがサポートする範囲でメモリを利用することができる。


「ひと目でわかる“XP Mode”& 仮想マシン活用テクニック」
 ※書籍内容 - 特別先行公開 - 記事一覧(全12記事)

「ひと目でわかる“XP Mode(XPモード)”&仮想マシン活用テクニック 」の書籍内容をWin7.jpで特別公開:「XP Modeテク記事一覧」

XP Mode(XPモード)にとって64ビットWindows 7(x64)は最適なインフラ(1)

64ビットWindows 7(x64)は最適なXP Modeインフラ(1)
☆6GBのメモリを搭載した32ビットWindows 7(x86)。このマシンでは、2.74GBしかシステムに利用できない。つまり3GB以上のメモリが無駄になっている。

 32ビットWindows 7(x86)では、物理マシンにメモリを何十GB搭載したとしても、実際に利用できるのは「3GB前後」という制約があります。

 なぜ、「3GB前後」というあいまいな表現になるかというと、32ビットWindows 7(x86)がサポートするメモリアドレスは4GBまでであり、その4GBのエリア内にハードウェアが利用するアドレスも割り当てられてしまうからです。

 つまり、豪華なデバイス(マルチビデオカードやRAIDポートやIEEE1394など)を搭載したマシンほど多くのデバイス制御用のアドレスが必要になり、32ビットWindows 7(x86)では3.5G~2GB程度しかメモリを利用できないのです。


「ひと目でわかる“XP Mode”& 仮想マシン活用テクニック」
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XP Mode(XPモード)が仮想化機能(Intel VT/AMD-V)がないPCでも利用可能に(速報)

XP Mode(XPモード)が仮想化機能(Intel VT/AMD-V)がないPCでも利用可能になりました。

※ダウンロードサイト
http://www.microsoft.com/japan/windows/virtual-pc/download.aspx 64ビットWindows 7で32ビットと互換性を確保

☆リリース当初はCPUに仮想化機能(Intel VT/AMD-V)がないPC、あるいは仮想化機能が有効にできないマザーボードでは利用できなかったXP Modeでしたが、本日からパッチを導入することにより、仮想化機能無しでも利用できるようになりました。

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